病院食、というものを10年ぶりくらいに食べました
その病院の食事は、冷たいものは冷たく、
暖かいものは暖かく出せるように、
特殊なサイズのトレイと保冷温機で提供されていて、
最近の病院食はすごいなぁと感心していました。
(といっても病院食の変遷を知っているわけではないので、
ずっとまえからだったかもしれませんが…)
パッと見は普通の学食などでよく見る普通の食事です。
でもこれ、トレイの半分が暖かい保温スペースに、
残りの半分が保冷スペースに収納できるようになっていて、
保冷スペースが小さめにとられているんです。
保冷温機の方も、このトレイに合わせて、
すこし幅の広い保温側とすこし幅の少ない保冷側で分かれていて、
真ん中の溝をはめて入れておくと、
1枚のトレーの上で冷たいものは冷たく、
暖かいものは暖かく保たれるという画期的なモノ。
大抵のご飯ものは暖かく出されるのですが、
ヨーグルトやサラダ等は冷たく。
短期間しかお世話にならない人間にとってももちろんそうでしょうけれど、
長期間お世話になる人にとってはあるとないでは
雲泥の差だろうなぁと思います。
開発された方は素晴らしい着眼点!(えらそう。)
そういえば、病院食はおいしくない、という話をよく聞きますが、
(あれ、これももしかして古い話なのかしら…。)
味も内容も、確かに絶品料理は出てきませんが、
申し分ないものでした。
でもやっぱりあの区切られた白スペースで一人で食べる、
という行為で、おいしくない、と感じてしまうんじゃないでしょうか。

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